HISTORY

日活の歴史

1912

「日本活動写真株式会社(日活)」創立

日本に映画が渡来し、興行・製作が始まる中、横田商会、吉沢商店、合資会社福宝堂、エム・パテー株式会社の4社を統合し日本活動写真株式会社を創立。

1930

初のフィルム式トーキー 公開

邦画各社に先駆けてトーキー映画製作に参入し、初のフィルム式トーキー 『ふるさと』 を公開。写真科学研究所(P・C・L)と提携し、トーキーへの挑戦を続けた。

1954

「日活撮影所」 建設

東京・調布に撮影所を建設。その機能性は当時東洋一と称され、『太陽の季節』(1956年 古川卓己監督) 『狂った果実』(1956年 中平康監督) 『嵐を呼ぶ男』(1957年 井上梅次監督) などの大ヒット作が生まれた。

1971

「日活ロマンポルノ」 第1作封切

1971年にスタートしたロマン・ポルノは、自由な製作環境の下、若手監督が腕を競い、日本映画界に新風を吹き込んでいった。また、同時に推進していた児童映画も好評を博した。

1990

「チャンネルNECO」 開局

CS放送時代の幕開けとともに、番組供給事業会社「にっかつ映像コミュニケーションズ」を設立。「チャンネルNECO」と「レインボーチャンネル」の2つを開局し、CS事業に進出した。

2007

「株式会社ジャンゴフィルム」 設立

映画を企画・制作するジャンゴフィルムを設立。2009年には企画機能を本社の企画セクションに一本化し、プロダクション機能をジャンゴフィルムに移管することで、ジャンゴフィルムは日活のプロダクション機能を担うプロフェッショナル集団となる。

2012

日活創立100周年

2011年に公開された 『八日目の蝉』 (2011年 成島出監督)は、第35回日本アカデミー賞で最優秀作品賞など10冠を達成のほか、映画賞を多数受賞。また、100周年記念事業としてクラシック作品のデジタル修復や世界巡回上映を行った。

2020

「バーチャル・ライン・スタジオ
株式会社」 設立

バーチャル・ライン・スタジオ株式会社を設立。リアルタイムに人物とCG背景・美術を合成して撮影が可能な「バーチャル撮影システム」の導入により、高いクオリティの映像表現と、映像制作現場へのソリューション提供を目指す。

2021

「アニメ事業部」新設

アニメ事業部を新設し、アニメ事業の推進を加速。『はめつのおうこく』、『ミギとダリ』、『休日のわるものさん』、『ワンルーム、日当たり普通、天使つき。』、『ただいま、おかえり』、『「ツキウタ。」劇場版 RABBITS KINGDOM THE MOVIE』等、多数のアニメーション作品の企画・プロデュースを行う。

2022

日活創立110周年

デジタル修復した『殺しの烙印』が、第79回ヴェネツィア国際映画祭クラシック部門にて最優秀復元映画賞を受賞。国内でも日活110周年記念特集上映『Nikkatsu World Selection』を行い、国際的に特に高い評価を得た名作を上映した。同時に、次の100年へ向けて新作映画の製作を推進する。

AND A NEW HISTORY

そして新しい歴史へ・・・・・

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